あっと驚くラストシーンのモノクロ映画…..「月曜日のユカ」

4.0
心の筋トレ(映画)

映像の早回しや、画面の縮小ほか多数のテクニックにより「テクニックの人」と呼ばれた中平康監督による作品。

ただ本作では、そのテクニックが映画の一部分を台無しにしているとも批判されているようです。

「小悪魔」「和製ブリジッド・バルドー」と呼ばれた加賀まりこさんの代表作の一つです。

1.あっと驚くラストシーンのモノクロ映画

1)モノクロ映画

本作はモノクロ映画なんですが、こういうのを観ると学生時代を思い出します。

私の場合、モノクロといえばクロサワでしょうか、やはり。

中学生になると一人で映画館へ出掛けるようになっていましたが、当時、よく観ましたね。

それから日活映画もよく観ましたよ。

石原裕次郎、吉永小百合、浅丘ルリ子、芦川いづみ、小林旭、などなど。

「俺は待ってるぜ」(1957)なんかもモノクロでしたね。

実は、日活映画の多くはテレビで観ています。

学生時代、私の住んでいた地域では平日の午前中、テレビで邦画を放送してくれてたんです。

平日の毎日ですよ。

大学の授業が気になりつつも、やはり映画を観ずにはいられませんでした。

毎日毎日、だから邦画を観てたんです。

何の予備知識もないしタイトルも知らないような映画も多くありましたが、それでもひたすら観てましたね。

中でも、いまだに印象に残っているのは「悪名」(1961~)でしょうか。

勝新演じる八尾の浅吉と田宮二郎演じるモートルの貞(3作目からは弟の清次)の2人の掛け合いが面白くて、また田宮二郎の格好いいこと。。。憧れましたね~

あ、私のお気に入りの芦川いづみさんが出てた「あいつと私」(1961)みたいな青春物も好きでしたね~

これは中平康監督作品でした。

2)加賀まりこ

本作なんですが、ストーリー自体には感情移入できませんでした。

若い中尾彬を観ても、加賀まりこを愛人にしている加藤武を観ても、「つまらん男たちだなあ」っていう感じで。。。

どうしても単調で退屈に感じてしまって、眠くなりました。。。

加賀まりこさんは、でも、それはそれは魅力的ですよ。

終盤まではだから「ああ、これはただひたすら加賀さんを観る映画だ。加賀さんを観るだけで我慢しよう。」とずっと耐えていました?!

3)衝撃のラストシーン

ネタバレになるので書きません?!

是非、観ていただきたい。

ラストの埠頭のシーンには本当にびっくりしました。ギョッとしました。

最近、観た映画の中でもトップクラスの衝撃度でしたよ。

「ええ、まさか、まさかねぇ。・・・・えええ、えーっ!!!」っていう感じ。

そして、加賀まりこさんの表情が素晴らしいです。

素晴らしい「無表情」です!

恐ろしいです。

ラストのラスト、横浜の街を軽快に歩いていく加賀さん。

逆にもう笑っちゃって、拍手喝采してしまいましたよ。

ある意味、痛快でしたから。

なので本作はとにかく最後まで観ましょう。

2.「月曜日のユカ」の作品概要

作品概要

作品名:「月曜日のユカ」

監督:中平康

出演: 加賀まりこ

3.あとがき

加賀まりこさん出演の映画で印象に残っているのは真田広之さん主演の「麻雀放浪記」(1984)ですね。

オックスクラブのママ、本名「八代ゆき」を演じてられてとても強く印象に残っています。

そういえばこの映画もモノクロでした。

また観たくなってきましたよ。

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