「ザ・ファイター」ボクサーとしては筋骨隆々すぎたマーク・ウォールバーグ

3.5
心の筋トレ(映画)

「ザ・ファイター」は実話を基にしたあるボクサーの物語。

私は「レイジングブル」「ロッキー1,2」を観たくらいでボクシングをテーマの映画はあまり観てはいないんです。

というのは、どのボクシング映画もファイトシーンがリアルに感じられないからなのですが、本作はボクシングがテーマというよりも兄弟と家族が再起していくような物語で(これがかなり変な家族なんだけど)映画としてとても良かったですね。

しかもボクシングシーンについては、試合も練習シーンも全体の中ではとても少なめでした。

主演のミッキー・ウォードを演じるのはマーク・ウォールバーグ。

彼はそもそも筋骨隆々な体の持ち主で、ボクサー役はどうなのかなあ?と思ってはいたのですが・・・

1.マーク・ウォールバーグの背中

後半、彼がシャドーボクシングをする姿を映し出した映像で、特に目を引いたのが大円筋。

広背筋もよく発達していたが、広背筋の仲間で肩甲骨の下、脇の後ろ側あたりにある大円筋が特に発達していましたね。

大円筋は広背筋と共に物を手前に引き寄せる動作、柔道・レスリングなどの組技系格闘技で相手を引き寄せる動作に貢献している筋肉なので、ボクシングにおけるパンチとはそんなに関係ないようには思うのですが。

ただこれだけ発達しているところを見ると、マーク・ウォールバーグは日常的にトレーニングしている人なんでしょうね。

2.大円筋を鍛える

この大円筋を鍛えようとするとこれはやはり懸垂でしょう。

それも両手の幅を広めにとった懸垂が効きます。

まず肩幅よりも広めに手幅を取り、バーを握る。
この時、親指も含めすべての指が同じ方向になる握り方でバーを持つ。
バーにぶら下がり、全体の力を抜く。
広背筋を収縮させるイメージで、体を素早く上に引き上げる。
バーが顎付近まで来たら、ゆっくりと体を下ろす。
この動作を1セット8回。

この時、身体を下す時はゆっくり、上げる時は素早く上げる、というのが大事。
もちろん呼吸は止めてはいけない。
それと背中を丸めないように気を付ける。

本作の中でも、マーク・ウォールバーグがロードワーク、ロープワーク、ミットうち、パンチングボール、腹筋などを見せてくれますが、懸垂もやっていましたね。

通常の懸垂をやった後、L字懸垂(横から見てLの字の形になるよう足を前方に上げる)になり、そのまま両足を左右にねじっていました。

これはとてもきついです。

私もやってみることはありますが3~4回で音をあげてしまいますね。

L字懸垂は腹筋にも効くので一石二鳥なんですよ。

3.ボクサーのパンチ力と筋力

ところでボクサーのパンチ力は筋力とはイコールではないのだろうと思います。

パンチを打つにはまず足裏で床を蹴る、それが足から腰に伝わり、身体をひねりながら上半身へ、そして肩、それから腕、最後に拳に力が伝わっていく。

足で床を蹴るということは、ふくらはぎ、つまり腓腹筋、ヒラメ筋だって鍛えないといけないし、一部の筋肉を鍛えるというよりも、要は全身がスムースに連動して動くよう鍛えないといけないのでしょうね。

スピード、タイミング、持久力などとすべてが要求される厳しいスポーツ。

その点からするとマーク・ウォールバーグは良く鍛えているのだろうけど、筋肉がつきすぎてて、スピードやキレには少々欠けるなあ、という印象でした。

もう少し全体に肉が削げ落ちた感じになっていたらもっとリアルなボクサーに見えただろうと思いましたね。

4.ザ・ファイター 作品概要

作品概要

作品名:「ザ・ファイター」
2010年公開
監督:デヴィッド・O・ラッセル
ミッキー・ウォード:マーク・ウォールバーグ
ディッキー・エクランド:クリスチャン・ベール

読んで頂き、ありがとうございました。

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