「ファーゴ」小さな幸せを大事にしたい

心の筋トレ(映画)

先日観た「スリー・ビルボード」(Three Billboards Outside Ebbing, Missouriのフランシス・マクドーマンドが良かったので、彼女出演の他の映画も観てみようということで選んだのがこれです。

「ファーゴ」(Fargo)

ファーゴというのはアメリカのノースダコタ州の都市なんですが、実際にはファーゴという町はほとんど出てきません。

ほぼミネソタ州が舞台という変わった映画なんです。

オープニングのシーンが秀逸だなと思いました。

この場面だけで、何やら穏やかでないことが起きそうな予感を抱かせてくれますよ。

1.女警察署長

本作の内容も狂言誘拐であり、出てくる奴らも変なのばかり。

で、ちょっとしたことがトラブルとなり、そしてトラブルがトラブルを呼んでいく。

マクドーマンドが演じるのは妊娠している(8ヶ月)警察署長マージ・ガンダーソン。

地道な捜査で犯人達を追い詰めていきます。

観察眼もあって優秀だし、ユーモアもあり、とても魅力的なんですよ。

1996年公開ですから、マグドーマンドはこの時39歳、「スリービルボード」の頃と比べるとまだまだ若くて可愛いです。

そして彼女のよく食べること?!

彼女が美味しいものを食べて、フッと1人微笑むシーンがいいんです。

2.狂言誘拐

自分の妻を誘拐させようと狂言誘拐を仕組む旦那のジェリー・ランデイガードを演じるウイリアム・H・メイシーもいい味出してます。

頼りない、おどおどした感じの男が大それたことを考えて深みにはまっていきます。

顔や表情(特に目が印象的)がまさにぴったりで、あまりの悲劇的な展開にかえって気の毒に思えてしまうほど。

ジェリーに依頼されて誘拐を実行するカールとゲア、現場を目撃した人々から「変な顔だった・・・」と証言されてしまうカール。

カールを演じるのは、お馴染み、スティーヴ・ブシェミ!

彼、様々な作品に出ていますが、アクが強くてユニークで印象に残る俳優さんですよね。

しかしそれより相棒のゲアが不気味でこわい奴。

彼、ほとんど喋りません。

それがかえって不気味さを醸し出しています。

この映画は「R15指定」なんですが、これはこの後の展開が「げげっ?!」となるものだからなんですよね。

いやはや、コワいコワい。

どんどん当初の計画がずれていってしまう展開に、「ホントになんでこんなバカなことをするかね~??」ってつい思うけど、でも一方で、多かれ少なかれ人間ってこういう馬鹿なことをやってしまうよなあ・・・という気もしました。

「これくらいまだ大したことない」と見くびってたら、どんどん深みにはまって取り返しのつかないことになるって・・・意外にあることなんじゃないでしょうか。

結構、笑えるシーンも随所にあって、とても面白い映画でした。

時間も98分と丁度よい長さでしたね。

3.印象的なラストシーン

以下ネタバレあります。

マージの旦那(この彼もいい味出してるんですよ)が、わずか3セントの切手に、自分の絵が採用されたと告げ、マージが「私たち幸せね。」と返すラストシーンがとても印象的でした。

小さな幸せを大事にしたいものです・・・

このファーゴでフランシス・マクドーマンドはアカデミー主演女優賞を受賞。

4.ファーゴ 作品概要

作品概要

作品名:「ファーゴ」(Fargo

1996年公開

監督:ジョエル・コーエン

マージ・ガンダーソン:フランシス・ マクドーマンド
ジェリー・ランデイガード:ウイリアム・H・メイシー

カール・ショウォルター:スティーヴ・ブシェミ

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